こんにちは!
テニス界の女王、大坂なおみ選手を世界ランク1位にした名コーチ、サーシャ・バインは選手の心をどのように強くしていったのだろう?
今回はテニス界の名コーチ、サーシャ・バインの著書『心を強くする』の書評と、メンタルトレーニング中の私が個人的にポイントだと感じたサーシャ・バインのルールをTOP10にしました。
スポーツに携わっている人はもちろん、私のようなサラリーマンにも心を強くすることは大切です。
普段の生活でも取り入れやすいものを中心に集めましたのでぜひお楽しみください。
それではスタート!
- 心を強くするサーシャ・バインのルールTOP10
- 本書『心を強くする』の概要
- 私が思う今日から使えそうなサーシャ・バインのルールを1つ
- まとめ:『心を強くする』サーシャ・バインのルールTOP10&最後に、、、
心を強くするサーシャ・バインのルールTOP10
50個ある中から普段の生活にも取り入れやすそうなものを中心に10個にまとめました。※()内の番号は本書にあるリスト番号です。
では一気にいってみましょう!
・「すべてが願い通りには進まない」と最初にあきらめておく(01)
自分の力で左右できることには限りがある。他者の出方、能力について思い悩むのは時間の無駄。その事実を受け容れてしまえば、その場の感情に流されれることもなく、集中力が途切れることもない。
・大きな野心がなければ戦えない。小さな目標がなければ勝てない(02)
いまのあなたに満足しないで。日ごとの小さな目標を決め、一つひとつ達成していく。それを重ねていると、いつか大目標をなしとげられる。自分がやっていることを信じて、継続しよう。
・完全主義を捨てる勇気(08)
改善の余地は尽きないのだから、完璧などそもそもあり得ない。完璧を求めると永久に自分に満足できず、不得意なことを憎んでしまうようになる。ライバルをちょっとでも上まわっていれば十分。
・ラケットを折れ!怒りはためずに吐きだす(17)
ときには怒りを発散したほうがいい。怒りを押し殺すと心にとどまり、あなたを傷つけ、思考を鈍らせる危険な存在になる。怒ったからといって恥ずかしく思ったり、自己嫌悪に陥ったりしないでー人間として、それはきわめて自然な感情なのだから。
・10秒あったら、深呼吸(18)
メンタルを切り替える一番シンプルで効果的な方法が深呼吸。心臓の鼓動は落ち着き、不安は薄らぐ。神経が高ぶって寝つけないときは、深呼吸を何度かくり返す。マインドセットを切り替えてやる気を出すには、浅い深呼吸をくり返す。
・「日記」は記録のためではなく、感情をコントロールするためにつける(22)
日記に真っ正直に自分をさらけだすことで、感情が整理できる。何か特別なことが起きたら、その実感が薄れないうちに書き残すこと。日記をつけておけば、将来読み返したときエネルギー源にも変わる。
・肉体を鍛えてしまえばおのずとメンタルも強くなる(29)
タフな肉体とタフなメンタルは互いに密接に関係している。健康な肉体は自信のもとにもなるし、ジムでのトレーニングは、問題解決に役立つ達成感をも生む。
・傷つきやすいことの意外なメリット(36)
自分の弱点を明かしても、人間としての価値がそこなわれることはない。かえってあなたの強さを示すことになる。真の友人もわかる。できないことがあるときは、正直にそう言ったほうがいい。
・科学的にも証明されたー「笑い」は成功を近づける(44)
タイミングのいいジョークは、ストレスやプレッシャーを和らげてくれる。また共に笑い合うのは、チームにとっても仲間意識を高める最良の方法だ。
・ポジティブな人生はポジティブな仲間がつくってくれる(50)
充実した人生を送りたければ、陽気で明るい人々と付き合うに限る。人生の落とし穴にはまったとき、立ち直るエネルギーを与えてくれるのは友人。過去の楽しい思い出を蘇らせてくれる品々も、大切にしよう。
以上、サーシャ・バインのルール50個の中からTOP10をご紹介しました。
お気に入りのものは見つかりましたか?続いてはざっくりとした本書の概要です。
本書『心を強くする』の概要
さっそく、本書の結論から、
「心を強くして人生を動かそう!」です。
冒頭でも触れましたが著者はテニス界の名コーチ(&カッコイイ!)、サーシャ・バインさん。
テニスをやっている人で知らない人はいないでしょう。
「心を強くする」コーチングで結果をだしたことによりスポーツ界だけでなく一般企業などからもコーチングの依頼を受けるそうです。
そんな名コーチ、サーシャさんが心を強くするためのルールを50個書いてくれています。
その1つ1つにはエピソードが添えてありとてもリアリティを感じられるものばかりです。
サーシャさんは、本書のなかで次のように述べていました。
大切なのはあなた、生きていくことに自信を深め人生のどんな苦難にも立ち向かう意欲を養って!
そのためにこの50のアドバイスを分かち合おう。
個人的にはこの「分かち合おう」という単語からサーシャさんの良い人柄をイメージできました。
また、このようにも述べています。
だれかの役に立っているときが、いちばん幸せ。この本で、あなたのお手伝いもできたら嬉しい。
うん、きっといい人に違いない!
私が思う今日から使えそうなサーシャ・バインのルールを1つ
50個ある中から恐縮ながら個人的にひとつだけ選ぶとすればこちらです。
・10秒あったら、深呼吸(18)
メンタルを切り替える一番シンプルで効果的な方法が深呼吸。心臓の鼓動は落ち着き、不安は薄らぐ。神経が高ぶって寝つけないときは、深呼吸を何度かくり返す。マインドセットを切り替えてやる気を出すには、浅い深呼吸をくり返す。
「10秒あったら、深呼吸(18)」を選んだ理由は3つあります。
・トップアスリートにも「呼吸法」として伝えられている
・緊張を和らげるだけでなく、やる気をだすときにも使える
・誰でも、いつからでもできるシンプルな方法である
深呼吸、ぜひ一息ついてみてください。
◆合わせてどうぞ◆
まとめ:『心を強くする』サーシャ・バインのルールTOP10&最後に、、、
いかがだったでしょうか?
今回はテニス界の名コーチ、サーシャ・バインさんの著書、『心を強くする』50のルールから10個をお届けしました。
最後に、、、
本書は1章から5章で構成されています。
今回記事をつくるにあたり、抜粋したルールは最初27個ありました。
そこから10個に絞ったのですがその前にふと、「自分はどの章から何個抜粋したのか?」が気になりまして。。。
ちょっとカウントしてみました。
【1章:心は強くなる】x6つ
【2章:プレッシャーもストレスも手なづける】x5つ
【3章:感情の力を使う】x6つ
【4章:勝ち続ける】x5つ
【5章:人生も「心の力」で動かせる】x5つ
こんな感じになりました。
もう少しどこかの章にかたよっているかと思ったのですが、意外とまんべんなく抜粋していたことに気づきました。
どの章にもタメになる大事な教訓があったのだなぁと感じた夏の夜でした。
サーシャ・バインさんありがとうございます!
もし、本書を読まれるときは試してみてください。
自分の心がイマどのようなことに意識が向いているのかが分かります。
それではまた!
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