・仕事で悩んでいる
・例え話をいくつかもっておきたいと思った
・子供にも教訓として伝えたていきたい
・人付き合いでいろいろ悩む
・これからの人生について悩んでいる
- 【おすすめ】会社員の私が一番ためになった寓話はこれ!
- 本書で気になったおすすめ寓話10をダイジェストで
- 書籍情報:『ものの見方が変わる座右の寓話』【目次とレビュー】
- まとめ:【おすすめ】会社員の私が一番ためになった寓話はこれ!
【おすすめ】会社員の私が一番ためになった寓話はこれ!
【おすすめの寓話】コスタリカの漁師とアメリカ人旅行者
コスタリカの漁師とアメリカ人旅行者
ここはコスタリカの小さな漁村である。
一人のアメリカ人旅行者が桟橋に係留してあるボートに近づいて行った。
ボートには大きなカジキマグロが数本入っていた。
旅行者は漁師に尋ねた。
「何時間くらい漁をしていたの」。
漁師は「そんなに長い時間じゃないよ」と答えた。
「もっと漁をしていたら、もっと魚が獲れたんだろうね。おしいなあ」
「自分と自分の家族が食べるにはこれで十分だ」「じゃあ、余った時間は何をしているの」
「日が高くなるまでゆっくり寝ていて、それから漁に出る。戻ってきたら子どもと遊んで、女房と一緒に昼寝して、夜になったら友達とワインを飲んで、友達とギターを弾いているのさ。旦那、することがいっぱいあって毎日、けっこう忙しいんだよ」旅行者はまじめな顔で漁師に向かってこう言った。
「ハーバード・ビジネス・スクールでMBAを取得した人間としてアドバイスしよう。
いいかい、君はもっと長い時間、漁をするべきだ。
それで余った魚は売る。
お金が貯まったら大きな漁船を買う。
そうすると漁獲高は上がり、儲けも増える。
その儲けで漁船を二隻、三隻と増やしていくんだ。
やがて大漁船団ができる。
そうしたら仲介人に魚を売ることはやめだ。
自前の水産品加工工場を建てて、そこに魚を入れる。
その頃には君はこのちっぽけな漁村を出て、コスタリカの首都サンホセに事務所を構える。
やがてロサンゼルスやニューヨークにも進出できるだろう。
漁獲から加工、 販売までを統合して、オフィスビルから企業の指揮をとるんだ」
漁師は尋ねた。
「旦那、そうなるまでにどれくらいかかるんですか?」
「一五年から二〇年くらいだな」
「で、それからどうなるんで?」旅行者は笑って言った。
「うん、ここからが肝心なんだ。時期が来たら上場する。そして株を売る。君は億万長者だ」
「なるほど。そうなると、どうなるんで?」「そうしたら仕事から引退して、海岸近くの小さな村に住んで、日が高くなるまでゆっくり寝て、日中は釣りをしたり、子どもと遊んだり、奥さんと昼寝して過ごして、夜になったら友達と一杯やって、ギターを弾いて、歌をうたって過ごすんだ。どうだい。すばらしいだろう」
いや、今と何が変わるねん!
というオチです。
以上が、『ものの見方が変わる座右の寓話』という本のなかから私が選んだおすすめの寓話です。
あなたはこの寓話をどういう風に受け取りましたか?
おすすめした寓話を読んだあとの個人的な教訓とか
本書では、この寓話の教訓として
「何事もほどほどにやろう」
と述べています。
私もその教訓に近いものを感じました。
具体的には、「足るを知る」ということを学びました。
いろんな欲求や不満は足りないもに目を向けさせるときがあります。
しかし、この寓話を読んでからは「今あるもの」に目が向くようになりました。
かわいい娘もいて
仕事もあり
かわいい娘もいて
住む場所があり
かわいい娘もいて
仲間もいて
一応は食べていける。
それで十分かなと。
今はそう思います。
あなたはこの寓話をどんな風に受け取りましたか?
本書で気になったおすすめ寓話10をダイジェストで
本書『ものの見方が変わる座右の寓話』で書かれていおすすめ寓話を10話ダイジェストで紹介していきます。
以下、タイトル横の数字は本書で割り振られている寓話の番号です。
23:悪者ぞろいの家
24:樽の中のワイン
自分1人ぐらいなら、、、は危険だよ!
27:ゴーグルをつけろ
問題の対処方法には2つ。
34:天国と地獄の長い箸
分け合う、分かち合うって大切だね!
44:二匹のヤマアラシ
いわゆるヤマアラシのジレンマってやつです。
47:ファミリークリスマス
いまあるものに目を向ける。
53:半分の煎餅
継続はチカラなり。
56:象と鎖
小さい頃鎖につながれた象は、大人になってもその鎖を外そうとしません。
トライせよ!
60:生クリームに落ちたカエル
もがき続けることで現状は変えられる、、、かもしれない。
72:こぶで有難い
失ったものを数えない、残ったものを数え感謝しよう。
書籍情報:『ものの見方が変わる座右の寓話』【目次とレビュー】
本日ご紹介した本の書籍情報です。
今ならアマゾンプライム会員であれば無料で読めます。
目次の紹介
第1章 視点と視野と視座
第2章 幅広い認識としなやかな思考
第3章 思慮深さと正しい判断
第4章 聡明さと創造的な仕事
第5章 強い組織の精神
第6章 働く姿勢と働く意味
第7章 正義の心と共同体
第8章 科学技術と社会の関わり
第9章 人生の道理と「有り難う」
第10章 欲望との付き合い方
第11章 学びの心得と学ぶ理由
第12章 挑戦と持続可能性
第13章 自分の物語の描き方
第14章 生と死のつながり
第15章 どんなときでも「ものは考えよう」
出典:ものの見方が変わる 座右の寓話 | ディスカヴァー・トゥエンティワン - Discover 21
だよね!と感じた他人の読書レビューx3件
共感したレビューを3件のせておきます。
参考にしてみてください。
77の寓話に著者の解釈を加えてあり楽しみながら、視野を拡げる手助けをしてくれる一冊。解釈の仕方云々については人それぞれあって良いと思うので、まずは先入観を持たずに読むことをお薦めします。寓話が伝える教訓は長い年月を越えて語り継がれてきたもので、普遍的な何かが含まれていると思われ、疑心暗鬼や相互監視など不安に包まれている今だからこそ、先人達が物語を通して残してくれた教えに学ぶべきなのではないかと感じました。
読んだのは2回目だが面白い。有名な寓話から学べる教訓の中に筆者独自の視点もあって一つ一つの作品から得られる学びが多いと思う。生き方に寄り添った考え方に触れられるのは良い。豊かな時代だからこそ、昔から語り継がれている考えに触れることは大事だと思う。語り継がれるということは、そうした激動を時代を乗り越えてきてでも伝えたい内容だからであり、不変的な内容に近いと思う。何回でも読み直して、人として生きる上での大事なことを染み込ませていきたいと思う本である。
知ってる寓話からは新しい気づきを、知らない寓話からは新しい知識が得られました。 繰り返し読んで定着させたい本です。どうでもいい疑問としてカエルの採用率の高さが気になっちゃう。
出典:『ものの見方が変わる 座右の寓話』|感想・レビュー 読書メーター
まとめ:【おすすめ】会社員の私が一番ためになった寓話はこれ!
いかがだったでしょうか。
今回は会社員の方向けに、戸田 智弘さんが書かれた著書『ものの見方が変わる座右の寓話』という本のなかからおすすめの寓話をひとつご紹介させていただきました。
本書は目次で悩みのジャンルが大別されています。
なので自分の悩みにあいそうな寓話にアクセスしやすいのもいいところ!
寓話は自分で「何か」に気づけるような仕組みになっているので面白いですよね。
今だとアマゾンプライム会員であれば無料で読めるそうです。
それではまた!
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