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自己認識で気をつけたい2つのこと

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こんにちは! 

今回のテーマは自己認識で気をつけたいことです。

見落としがちな2つのポイントを知ってぜひ、自己認識に活かしてください。

 

ポイントは、

ブラインドスポット」と「自分教」です。

 

この2つ、いわゆる「思い込み」です。

自己認識に関する本を読んだときに気をつけることとして書いておりましたので、もしよければ参考にしてみてください。

 

それではスタート!

自己認識の前に立ちはだかる2つの壁

そもそも自己認識とは「自分を正しく知ること」です。

しかしながら、意外と自分では自分のことを正しく知ることができていないようです。

 

冒頭でも書きましたいわゆる「思い込み」があるからです。その思い込みは私たちの前に2つの壁として立ちはだかります

1つ目の壁、ブラインドスポット

この壁は3つの「盲点」として構成されます ①認識の盲点
②感情の盲点
③行動の盲点

 

➀認識の盲点:

自分の能力を判断するときは、実際の成績よりも「その能力に対して自分がどう思っているか」という思い込みで判断する。

 

例えば、英語が得意だと思っている人は他の人とテストの点数が同じでも、良い成績を収めたと考える。

②感情の盲点:

じっくり考えて判断したつもりでも、実際には直感に近い判断を下しているときが多く、そのことにさえ気づいていないときがある。

つまり、判断がその時の気分や感情によって左右されてしまうということです。

 

例えば、休みの日にランニング用のスニーカーを買いにショッピングモールに行ったとしましょう。何店舗か周り、あれこれ悩んだ結果、最初の店で見つけた比較的コスパの高いスニーカーを買おうと決断。

 

しかし、最初のお店に戻る途中、偶然目に入ったスニーカーが気になりそのまま入店!

なんだか店員さんの雰囲気も対応も良くかなりいい気分になる。

 

結局、最初のお店では買わず偶然入ったお店でスニーカーを購入した。

※えーっと、私の話です(笑)

直感で判断することが良い悪いという話ではなく、こういう盲点もあるという話です。人間は感情の生き物ですから!

③行動の盲点:

客観的に自分を見つめることができていない。

 

例えば、プレゼンを録画したものをあとで確認して「うまくいかなかったなぁ」と自分が感じていても、周りからは意外と「良かったよ!」とか、「分かりやすかったよ!」などという高評価をもらえることもある。

つまり、自己評価が客観的な評価と一致することは少ないということ。

2つ目の壁、自分教

なかなかインパクトのある言葉ですよね。

 

文字からなんとなく予想できるかと思いますが、これは自分が唯一無二で、特別であると感じることです。

つまり、崇拝の対象が自分自身であることです。

 

最近でいうと、ところかまわず自撮りをしまくる自分教(セルフィー症候群)、自分のことを知りたがっていると信じて毎日SNSに近況を投稿をする自分教など。。。

 

もちろん、ある程度なら自信や自尊心を保つために効果的なのかもしれません。

しかし、何事もバランスです。

度を超えてしまうと自己陶酔を促し、自己認識からあなたを遠ざけてしまいます。

私たちの多くが気づいていないのは、自分に集中しすぎると、周りが見えなくなるだけでなく、逆説的に本当の自分を見つめる力も損なわれるということだ。

「insight」/ 著者:ターシャ・ユーリック / 翻訳:中竹 竜二 / 訳:樋口 武志 / 出版:英治出版 

自己認識を阻む壁を突破する方法

ここからは2つの壁を突破していく方法についてご紹介します。

この2つの壁を突破するカギは「フィードバックを求めること」と「ありのままの自分を受け入れること」です。

では、詳しく見ていきましょう。

ブラインドスポットを突破する

ポイント! ・フィードバックを求める

 

ブラインドスポットを突破する方法は何点かあるのですが、これが一番効果的なようです。

 

友人に聞いてみるのもよし、家族に聞いてみるのもよし、同僚に聞いてみるのも良し。

自分の能力や行動に対してフィードバックを求めてみましょう。

周りの人間には必ずといっていいほどいつも、こちらには見えないものが見える。そのため職場であれ家庭であれ、自分に真実を告げてくれる人を周りに置いておく必要がある。

「insight」/ 著者:ターシャ・ユーリック / 翻訳:中竹 竜二 / 訳:樋口 武志 / 出版:英治出版

自分教の壁を突破する

ポイント! ・インフォーマーになること
・自己受容

 

①インフォーマー:

直訳すると「情報提供者」という意味です。

つまり、自分への注目を減らし人の役に立つことを考える(情報提供)ことです。

 

もし、SNSなどで自己満足や「いいね!」が欲しいがゆえに写真や文章を投稿しそうなときは、自分にこう問いかけてみましょう。

これ(自撮りや自己陶酔を促すような投稿や言動)をしてどんな効果を狙ってる?」 

ソーシャルメディアを利用する人は、基本的に以下の二つのどちらかに分類できることが研究で分かっている。利用者の八〇パーセントが、いわゆる「ミーフォーマー」で、とにかく自分のことを周りへ知らせるために投稿をしている。そして残りの二〇パーセントが「インフォーマー」で、自分とは関係のない情報(役に立つ記事、興味深い考察、笑える動画など)を投稿する。ミーフォーマーに比べ、インフォーマーは友人が多く、豊かで満足度の高い関係を築く傾向にある。

「insight」/ 著者:ターシャ・ユーリック / 翻訳:中竹 竜二 / 訳:樋口 武志 / 出版:英治出版 

②自己受容:

セルフコンパッションとも言われており、簡単に言うと「ありのままの自分を受け入れる」ことです。ポイントとしては心のつぶやきを意識することです。

 

もし、自分で自分を責めてしまうような言葉を投げかけてしまいそうなときは、こう問いかけてみましょう。

「いま自分に言ったことを、自分が好きで尊敬している人にも言えるだろうか?」 

まとめ:自己認識で気をつけたい2つのこと

いかがだったでしょうか?

自己認識を阻む2つの壁とその突破方法について紹介しました。

①ブラインドスポット

⇒裸の王様にならぬよう自分の能力と行動に対して意識的にフィードバックを求める。

②自分教

⇒ありのままの自分を受け入れて人の役に立つことを意識的に行う。

 

最後に参考にした本を載せておきます。自己認識についてはこの本1冊で十分かと思います。500ページぐらいとボリューミーですが、時間ができたらゆっくり読んでみてください。

 

それではまた!

 

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