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【要約と書評】『人は聞き方が9割』/著:永松 茂久

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こんにちは!

 
今回は執筆だけではなく、イベントの主催や映像編集など多くの事業を展開する実業家、永松 茂久さんが書かれた『人は聞き方が9割』という本を紹介します。
 
この本を一言であらわすと「話の聞き方」を教えてくれる本です。
 
この本はこんな人におすすめです。

・会話が続かない

・話を聞くテクニックを知りたい

・コミュニケーションのとりかたがイマイチ分からない

 
本書では著者である永松 茂久さんが「話の聞き方」というキーワードでその悩みを解決するための方法を書いてくれていますのでご紹介します。
 
記事の内容
▶【要約】『人は聞き方が9割』:全ての始まりは安心感から

▶【実践ポイントx5】:『人は聞き方が9割』魔法の傾聴

▶『人は聞き方が9割』:嫌われない聴き方x3つ

▶あなたが話を聞くと、救われる人がいる。

▶【書籍情報】:『人は聞き方が9割』
 
 
この記事を読めば「話の聞き方」を知ることができます。
そして、あなたが話を聞くと救われる人がいます。
 
それではスタート!

【要約】『人は聞き方が9割』:全ての始まりは安心感から

 

 
本書では、
 
「人に安心感を与える聞き方」
 
これが大切だと書かれています。
 
マズローという有名な心理学者が人間の欲求を5段階に分けて表現しています。
 
そのなかで、一番基礎となる欲求を「安全の欲求」と表現しています。
(生命の維持に最低限必要な「生理的欲求」をのぞく)。
 
このことからも、「安心感」という感情が私たちにとっての基礎になるということが証明されているそうです。
 
つまり、人は安心感なくして他の感情を満たすことはできないのです。
 
まぁ、言われてみればなんとなく分かるけど、実際どーすんの?
って話なので、筆者がいいなと思ったテクニックをご紹介します。
 

【実践ポイントx5】:『人は聞き方が9割』魔法の傾聴

 

本書では、魔法の傾聴の方法として5つ挙げられています。

それがこちら、

魔法の傾聴① 表情

魔法の傾聴② うなずき

魔法の傾聴③ 姿勢

魔法の傾聴④ 笑い

魔法の傾聴⑤ 感賛(感嘆+称賛)

 

そう難しいものではありません。

 

表情、うなずき、姿勢、笑い、感賛。

 

この5つが相手が自然と話し、あなたのことを勝手に好きになる話の聞き方であると本書では書かれています。

 

魔法の傾聴:実際にやってみると、、、

 

では、魔法の傾聴の具体例を本書より引用させていただきます。

 

 「私ね、思い切って起業しようと思ってるの」と相手が言ったとしましょう。

その時あなたが魔法の傾聴を使うとこうなります。

 

「体を少し前傾姿勢にし(体勢)、うなずき(うなずき)とともに笑顔を作る(表情)。

そして『おー!(感嘆)、いいね(称賛)。

すごいじゃん(称賛)! ははは(笑い)、うん、〇〇ちゃんはやっぱりすごいよ(称賛)。

とても勇気のある決断だったね(称賛)。

絶対応援するね』」

 

これだけです。

このセットだけで、相手は「この人に言ってよかった」と間違いなく感じます。

 

というわけで、実践ポイントの5つでした。

魔法の傾聴① 表情

魔法の傾聴② うなずき

魔法の傾聴③ 姿勢

魔法の傾聴④ 笑い

魔法の傾聴⑤ 感賛(感嘆+称賛)

 

『人は聞き方が9割』:嫌われない聴き方x3つ

 

これをやると嫌われますってやつです。

 

本書ではそんな嫌われない聴き方を9つ紹介されています。

そのなかから今回は3つ厳選してご紹介します。

 

嫌われない聞き方①違う意見の人を否定しない

 

「それは違う」とできるだけ言わないようにしましょう。


人はいろんな価値観をもっているからです。

 

あなた自身も自分の大切にしている価値観を否定されると嫌ですよね?

それは相手にとってもそれは同じです。

 

なので、相手の意見を否定したいときは「間違っている」のではなく、「自分と違っている」と思って相手の意見を否定するのは控えましょう。

 

嫌われない聞き方②自分の常識を押しつけない

 

世の中には正論というものがありますよね。

この正論は使い方に気をつけないと人間関係が壊れてしまいます。。。

 

行き過ぎた正論だと相手は自分を否定された気分になるからです。

そして、正論を押しつけられるといくら正しくても人は反発するものです。

 

とくに、、、お酒の場ではブレーキが効かなくなることがあるので要注意です。

つい相手を攻撃してしまい、人間関係がこわれてしまうのです。

経験ありますか?

 

なので、自分の常識を押し付けてはいけません。

 

とはいえ、自分の価値観や意見を言いたいときもありますよね。

もし、あなたの価値観を言っていいときがあるとするのなら1つだけ。


「ねえ、あなたはどう思う?」

と相手から聞かれた時です。

 

嫌われない聞き方③話す相手と競わない

 

あなたの周りにもいませんか?

マウンティングマン!

 

というわけで、相手の話にマウンティングしてはいけません。

 

相手の立場や気持ちを考えずに話し出しても、
「この人の話、難しくてつまんない」と思われるだけです。

 

マウンティングをして「わあ、あなたって物知りなのね」とリスペクトされることはまずありません。

 

話を聞くということは、ある意味、話をするより器が問われる。

 

本書ではこう書かれています。

まさにその通り!

 

というわけで、ダメ絶対マウンティングです。

 

あなたが話を聞くと、救われる人がいる。

 

あなたが話を聞くと、救われる人がいるかもしれません。

 

本書で書かれていた、ちょっと印象に残った話をご紹介します。

とある警察官のお話しです。

 

その警察官は、犯人の取り調べのなかで心に残る出来事があったそうです。

 

それは 「今まで、誰も自分のことをわかってくれなかった。でも刑事さんが、人生ではじめて俺のことをわかってくれた気がするよ。違う場所で、もっと早くあんたに会えてたら、ここにはいなかったかもしれない。ありがとう。俺のことをわかってくれて」  

 

という犯人からの言葉でした。

 

また警察官はこうも言っていたそうです。

「犯罪を生み出す一番の原因は孤独感だ」。

 

犯罪は許されたものではありませんが、孤独、つまり誰も話を聞いてくれない環境もなかなか苦しいですね。

 

私も本書を読んで、ただ話を聞くだけでなく、もしかしたらその人の孤独や辛い部分も少しは救われるのではないか?という気持ちをもって聞くようにしたいと思いました。

 

あなたが話を聞くと、救われる人がいる。

 

【書籍情報】:『人は聞き方が9割』

 

ここでは、本書の目次と筆者が気になったレビューを紹介していきます。

 

目次の紹介:『人は聞き方が9割』

第1章 なぜ「聞く人」はうまくいくのか?

第2章 人に好かれる人の聞き方

第3章 嫌われない聞き方

第4章 「また会いたい」と思われる人の聞き方

 

『人は聞き方が9割』:読書レビューx3件

 

筆者が気になった読書レビュー3件です。

レビューに対して勝手にコメントしてます。

 

聞くことの意味は人を反応すること、肯定すること、安心させること。
ビジネスにも生活にも使用できるコミュニケーション力。
思いやりが大切。実践しよう。

出典:amazon

 

思いやり、大切ですよね。

安心感へとつなげる一歩目かもしれません。

 

合コンの例で女性側の聞き方で男性側の話の面白さが変わるのは驚いた。
場の雰囲気も良くなったから、面白いと感じるのもあるのかな?

出典:ブックライブ

たしかに合コンの実験の話は面白かったですね!
 
自分も他人も救うことができる。
これは全人類が読むべき内容だと思った。

出典:amazon
 
おっしゃる通り!
英語圏とか全世界に出版されてもいいかもです。
 

まとめ:【要約と書評】『人は聞き方が9割』/著:永松 茂久

 

 

いかがだったでしょうか。

 

今回は永松 茂久さんが書かれた『人は聞き方が9割』という本を紹介しました。

 

「聞く」という感じはもうひとつありますね。
それは「聴く」という「心」が入っている漢字です。
本書はその「聴く」という漢字に近いのではないでしょうか。

 

あなたが話を聞くと、救われる人がいる。


相手へ安心感を与える、すべてはここからですね!

 

あっ、ちなみに今(2022/12/23)時点でアマゾンプライム会員の人は無料で読めます!

 

それではまた!

 

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