こんにちは!
今回は、元防衛省情報分析官の上田篤盛(うえだあつもり)さんが書かれた『超一流諜報員の頭の回転が速くなるダークスキル - 仕事で使える5つの極秘技術』という本を紹介します。
この本を一言であらわすと超一流諜報員の頭の使い方を教えてくれる本です。
この本はこんな人におすすめです。
・仕事の成果をあげたい
・人との信頼関係を築くスキルを身につけたい
結論とかんたんな要約:『超一流諜報員の頭の回転が速くなるダークスキル 』
諜報員たるやどんな過酷な状況でも、頭をフル回転させて冷静&速やかに成果を得なければなりません。
とはいえ、平和な日本でもあります。
そこで、諜報員のスキルを仕事で活かそうではないかというのが本書です。
紹介してくれるのは元防衛省情報分析官。
間違いないですね。
実践ポイント3つ:『超一流諜報員の頭の回転が速くなるダークスキル 』
ここからは本書を読んで筆者が実践してみたいと思ったこと3つをご紹介します。
砂時計会話術
砂時計会話術とは、話の間に聞きたいこと、大切なことを挟むという会話術です。
具体的には、普通の世間話で会話を始め、それから少しずつ特定の話題へと絞り込んでいき、また世間話に戻すと言う会話術です。
例えば、会話の冒頭では相手の子供について尋ね、それから相手の仕事(あなたが望んでいる情報)へと話題を変えます。
それから、休暇についてや好きな食べ物などの、世間話に戻すといった感じです。
つまり、本当に聞きたい話は、間に挟むと言うわけ!
人は、会話の最初と最後の話題を覚えており、諜報員はこの原理を利用しているのです。
聞き上手4つの武器
諜報員の優れた特技として「聞き上手」があります。
アクティブリスニング(積極的傾聴)と言う手法です。
ここでは、かんたんに聞き上手の4つの武器を紹介します。
「耳を傾ける listen」
「観察する ovserve」
「声を出す vocalize」
「共感を示す empathize」
勘のいい方なら気づいたかもしれませんね。
これらの頭文字をとると、loveになる。
すなわち聞き上手は愛がキーワードです。
好感度をあげる
ムダに嫌われたくはないですよね。
本書では人に好かれるための公式が書かれています。
それは、
近接+頻度+持続期間+強度=人物の好感度
と言う好かれる公式です。
つまり、会う機会が多い、接する時間が長く濃密であればあるほど好意を持つようになると言うことです。
よく会う人に親近感や好感を抱くのもそのひとつですね。
【書籍情報】『超一流諜報員の頭の回転が速くなるダークスキル 』【目次と著者について】
ここでは、本書の目次と著者についてかんたんにご紹介します。
目次の紹介
01 諜報員の極秘技術で“頭の回転は速くなる”-仕事・ビジネスで成果が出る「諜報の型」
02 情報収集力が高まる頭の使い方ー情報源、ターゲット、情報の真偽を見定める「諜報の型」
03 人の心を掌握する頭の使い方ー協力者とつながり、信頼関係を結び、操る「諜報の型」
04 記憶して、瞬時に引き出す頭の使い方ー“キーワード”“話の内容”“人物”を覚える「諜報の型」
05 情報分析力を高める頭の使い方ーインテリジェンスを意思決定、行動に活かす「諜報の型」
06 “冷静に”“すばやく”実行するための頭の使い方ー状況判断、リスク管理、感情コントロールのための「諜報の型」
著者の上田篤盛(うえだ・あつもり)さんについて
上田篤盛さんは、1960年広島県生まれです。
冒頭でもご紹介したように、元防衛省情報分析官です。
93年から95年まで在バングラデシュ大使館において警備官として勤務し、危機管理などを担当。
情報分析官としての経験、独自の視点から執筆する著書が好評だそうです!
一部をご紹介しておきます。
『情報戦と女性スパイ』
『武器になる情報分析力』
『戦略的インテリジェンス入門』
現在は官公庁および企業で、独自の視点から「情報分析」「未来予測」「各国の情報戦」などに関するテーマで講演を行なっているそうですよ。
まとめ:【要約/書評】『超一流諜報員の頭の回転が速くなるダークスキル - 仕事で使える5つの極秘技術』著:上田篤盛
いかがだったでしょうか。
今回は、元防衛省情報分析官の上田篤盛(うえだあつもり)さんが書かれた『超一流諜報員の頭の回転が速くなるダークスキル - 仕事で使える5つの極秘技術』という本を紹介しました。
本書を読んだきっかけは、人柄で仕事の成果はあがるのか?
という疑問がありました。
んで、人柄と言えば信頼関係ですよね。
信頼関係を築くのが上手い→諜報員(スパイ)となり、、、
では諜報員はどのようなスキルがあるのか、どうやって信頼関係を築いていくのかを知りたかったのであります。
この本自体も情報です。
諜報員たるや情報を集めて分析し、行動を決定して実行に移すというのが大事ですね!
それではまた。
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