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優しくなるためのたった1つの方法
1500人を対象にした「畏怖の念と寛大さの関係」の調査によると、
一部の被験者に宝くじを10枚与えたうえで「宝くじを1枚も持っていない人に分けても大丈夫ですよ」と伝えたそうです。
すると、
事前調査で「普段から畏怖の念を頻繁に抱く」と答えた人は、ほとんど抱かない人に比べて、寛大な行動をとる(宝くじを分け与える)割合40%も高かった。
被験者を2つのグループに分けてリアルタイムで「畏怖の念」を抱いてもらいました。
・森に連れていき1分間木を見あげてもらったグループ
・高層ビルを見あげてもらったグループ
その後、各グループの前でわざとペンを落として「どれだけ手を貸してくれるか?落ちたペンを拾ってくれるか)」を調査したところ、1分間木を見あげていたグループは床に落ちたペンを何本も拾ってあげたそうです。
つまり、困っている人に手を貸す確率が高くなった。
被験者に畏怖の念か幸福感のどちらかを抱かせるという実験をしました。
その結果、畏怖の念を覚えた人だけが時間のプレッシャーをあまり感じなくなりイライラも減って時間に余裕ができて人助けをするようになった。
心が寛大になることで余裕がうまれ他人や自分に対しても優しくなるというわけです。
優しくなるために「畏怖の念を抱く」方法
優しくなるために「畏怖の念を抱く」方法としては次のような方法があります。
環境によりけりのものもありますがこんな感じです。
・雄大な自然(夕日、海、日食月食、登山など)に触れる
・美術館などでアートや芸術作品に触れる
・音楽を聴く
・動物のドキュメンタリー映像(厳しい弱肉強食の世界)をみる
・イルカと泳ぐ
ポイントは「あなたが感動するかどうか、あなたが偉大なものに対して恐れや尊敬の気持ちがうまれてくるかどうか?」です。
たいてい偉大なものや畏怖の念を起こさせるものにはたくさんの情報が盛り込まれています。
あなたの脳がその情報を処理している間に心が休まり自分に素直になります。すると、自分の弱さを受け容れ他人に優しくするようになります。
なので、「畏怖の念を抱く」ことで優しくなることができます。
ちなみに、ある研究者が被験者に最強クラスの畏怖の念を抱かせるときは「宇宙からみた地球の映像」を見せるそうです。
もちろんリアルに越したことはないんでしょうが画像でもいいんですね~ってオチです。
優しくなるために心がけておきたいこと
優しくするために心がけておきたいことは「見返りを求めない」こと。