※更新:2023/07/09
こんにちは!
「落ち込んだ時に音楽を聴いて心が癒された」
という経験はありませんか?
コロナ禍で家にいることが多くなった。
ひさびさにパソコンを開きiTunesの整理をはじめた。
整理しながら音楽を聞いているとそこには懐メロの数々!
そんな懐メロに少しばかり心が癒やされるのを感じた。
でも、なぜ音楽を聴くと心が癒やされるのだろう?
音楽のリラックス効果が気になる。
音楽は私たちの気分を楽しくしてくれたり、
痛みに寄り添ってくれたりとさまざまな影響を与えてくれます。
そこで今回は、 音楽を聴くことによる効果について解説します。
音楽を聴いてよりよいストレスケアに役立てましょう。
- 音楽を聴く効果は「リラックス」と「やる気UP」
- 科学的に効果がある音楽とは?
- なぜ音楽を聴くと私たちに良い効果があるのか?
- コロナ禍で懐メロ音楽を聴く人が増えた!?
- おすすめ音楽ある?【筆者の完全な好みです】
- まとめ:音楽を聴く効果は「リラックス」と「やる気UP」
音楽を聴く効果は「リラックス」と「やる気UP」
音楽を聴くことによる効果は大きく2つ、
「リラックス」と「やる気UP」です。
リラックス-その1
心理学者デビッドルイス博士による、
40人の女性を対象にさまざまな曲を聴いてもらった調査では、
「ウエイトレス(無重量)」
という曲が他の曲よりも11%リラックスできることがわかりました。
この「ウエイトレス」という曲はいろんな科学理論が使用されてつくられており、この曲を聴くことによるリラックス効果は、マッサージや散歩、お茶を飲むことよりも大きいと言われています。
「ウエイトレスはリラックス効果がハンパない!」
ということで研究者は、
「ウェイトレス」を聴くと眠くなるかもしれないのでドライブ中には聞かないでね!とコメントしているほどです。
リラックス-その2
2014年に行われた和歌山大学の研究でも音楽を聴くことにより、
癒しの効果があることがわかりました。
このときに使用された音楽は2つ。
「癒しの音楽」と「暗い音楽」という基準で選ばれました。
・癒しの音楽:
自律神経にやさしい音楽というアルバムから「風の歌」
・暗い音楽:
グスタフ・マーラー、「交響曲第5番 嬰ハ短調 第1楽章 葬送行進曲」
ちなみに、この実験で使用された「癒しの音楽」と「暗い音楽」は、どちらの曲を聴いても癒し効果に差はみられなかったそうです。
なので、あなたの気分にあわせて聴くのがgoodです。
やるきアップ
音楽を聴くことでやる気アップの効果があります。
運動経験の少ない平均年齢24歳の男女24名を対象にした研究では、
音楽を聴きながら運動をすると、
喜びや楽しみが増えて運動のパフォーマンスを向上させることがわかりました。
激しい運動というのは、「SIT」と呼ばれる運動で、sprint Interval Training(スプリット・インターバルトレーニング)の略です。
SITもいろんなやり方があるそうですがこの研究では、「20秒間全力で動く⇒2分休憩」x3セットというメニューです。
キツそうです"(-""-)"
私もたまにランニングするのですが、必ず音楽を聴いています。
音楽を聴いてテンションがあがり、より長く走ることができる!
ということに加えて、しんどくなっても音楽に意識を向ける(ただ音楽を聴く)ことでしんどさを紛らわすことができるメリットもあると思います。
この研究では「運動しながら音楽を聴いている場合」はやる気があがるという研究ですが、
単純にやる気をあげたければ音楽を聴く!という意味でとらえてもいいかなと思います。
出典:
音楽を聴きながらトレーニングすると「やる気」が出てパフォーマンスが向上する! | スポーツ栄養Web -一般社団法人日本スポーツ栄養協会(SNDJ)公式情報サイト-
科学的に効果がある音楽とは?
音楽を聴くことによる効果がわかったところで、続いては科学的に効果のある音楽について解説していきます。
リラックス系
さきほど、「ウエイトレス」という曲はリラックスできる曲だ!みたいな研究をお伝えしました。
その研究ではさらに博士は、「ウエイトレス」とあわせてリラックスできる曲を10曲選んでくれています。
そのなかからTOP5をご紹介です。
第5位からいきますが、1位はもちろん「ウエイトレス」です。
5位:コールドプレイ /「ストロベリーソング」
4位:エンヤ /「ウォーターマーク」
3位:DJ Shah /「メロマニアック」
2位:エアストリーム /「エレクトラ」
1位:マルコーニ・ユニオン /「ウエイトレス」
好みはあると思いますが、どの曲も癒され感はあります。
まーでもやっぱり1位の「ウエイトレス」は1位たる理由がなんとなくわかりますな。
「ウエイトレス」
無料なのでせひ聴いてみてください。
やる気アップ系
やる気アップ系の曲に関しては、BPM(曲のはやさやテンポ)が120-145ぐらいが良しとされています。
ということで、BPM120から145ぐらいの曲をご紹介。
BPMがあがっていくにつれて曲調も早くなりテンションUPが体感できます!
★BPM:122
P!nk - Raise Your Glass
★BPM:128
The Black Eyed Peas - I Gotta Feeling
★BPM:145
Bruno Mars - Marry You
どうでしょう?
なんとなくBPMとその曲調はつかめましたか?
ついでに、曲探しのヒントになるようなサイトものせておきます。
ぜひお気に入りの1曲をみつけてください。
なぜ音楽を聴くと私たちに良い効果があるのか?
なぜ、私たちは音楽を聴くと癒しの効果を得られるのでしょうか?
その理由は、
音楽を聴くと私たちの身体が音と同調する性質を持っているからです。
たとえば、さきほどご紹介したリラックス系1位の曲「ウェイトレス」。
この曲は60BPMから始まり、終わりにかけて50BPMまで下がっていきます。
このようなゆったりしたリズムを聞き続けると、私たちの脳は5分ほどで同調を始め、心拍数や血圧が低下します。
その結果、リラックスしたときに優位になる副交感神経が活発になり、ストレスが減っていくというわけです。
実験データによれば、「ウェイトレス」を聞いた参加者は不安のレベルが65%も減少し、さらに安静時の心拍数も35%下がったとか。
この効果はマッサージやエステ、スパといったいわゆる定番のリラックス法をも上回るほどです。
コロナ禍で懐メロ音楽を聴く人が増えた!?
あなたは、どんな懐メロに心癒されますか?
コロナ禍でお家にいることが増えた昨今、
料理づくりや、掃除などで音楽を聴くことも増えたのではないでしょうか?
音楽アプリの「AWA」がコロナ前(2019年2月~2020年1月)とコロナ禍(2020年2月~2021年1月)で音楽の視聴傾向の変化について調査をしてくれました。
調査の結果、全体の再生数に変化はなかったものの、再生されている曲の傾向に変化がみられたそうです。
最近の曲(2010年代、2020年代)ではなく、
いわゆる懐メロ(1980年代~2000年代)がコロナ前より多く聴かれているそうです。
AWAのコメントによると、
コロナ禍により特に40代~60代のユーザーが懐かしい楽曲を聴くことで心の安らぎを求めるような心理的な要因もあるのではないかと考えています。
AWAのコメントでは40代~60代と書かれていますが、誰しも心に残る「懐メロ」があると思います。
かくいう私も、コロナ禍でなぜだか高校生のときに聞いていた曲などを聴く時間が増えました。
あなたも知らぬ間にコロナのストレスを感じているのだと思います。
あなたはどんな懐メロに心癒されますか?
おすすめ音楽ある?【筆者の完全な好みです】
さんざん言っておいてあれですが、
科学的に効果のある音楽はさておき(笑)
人によって癒されると思う曲、テンションがあがる曲はいろいろあると思います。
そんなわけで参考になるかわからないですが、
思いきって筆者の完全な好みの曲やBGMを紹介したいと思います。
【癒し効果】ストレスがたまってるときに聴く曲
・自然を感じられる音や曲
・自然を感じられる曲
R. Kelly - The World's Greatest
・ゆっくりした曲
CARROLL THOMPSON - Broken Hearts & Hopelessly in Love
【やる気アップ効果】テンションをあげたいときに聴く曲
・EDM
Afrojack - Ten Feet Tall (Official Lyric Video) ft. Wrabel
・ロック系
Dragon Ash「ROCK BAND feat. SATOSHI, KO-JI ZERO THREE」
・HIPOHOP
以上です。
完全な筆者の好みなので、、、あしからず。
まとめ:音楽を聴く効果は「リラックス」と「やる気UP」
いかがだったでしょうか。
今回は「音楽を聴くことによる私たちへの効果」というテーマでお届けしました。
音楽を聴くことによる効果は、「リラックス」と「やる気UP」。
ですが、基本的には好きな音楽を聴くことがなによりイチバン効果あると思います。
癒されたいとき、テンションをあげたいとき、
そのときの感情によってあなたの聴きたい曲を聴いてください。
コロナに負けず、うまくストレスと付き合っていきたいものです。
それではまた!