【日記いいぞ!】子どもが日記を書くと得られる7つの効果とは!?
日記って色いろ言われておりますが、やっぱりいいと思います。
というわけで、
子どもが日記を書くことで得られる7つの効果をご紹介します。
・漢字を覚えやすくなる
日記を書くことで漢字を覚えやすくなります。
日記が学習した漢字を活用する場になるからです。
小学校で習う漢字は1,026字あるそうです。
子どもの気に入った漢字や書きたいなと思った漢字を日記に取り入れることで、学習した漢字を活用する場になり、漢字を覚えやすくなります。
・ 「5W1H」で文章力UP
日記を書くことで文章力がUPします。
日記を書くことは、「わかりやすくい文章を書く力」を身に着ける練習にもなるからです。
さらに、「5W1H」を意識すればより文章力がアップしていきます。
ちなみに、我が家では「5W1H」、、、まではいきませんが、文章作成そのものを楽しむためにへんてこ作文を遊びながら作っていました。
作り方はかんたんです。
分かりやすい資料がありましたので貼っておきますね。
・習慣と継続力がつく
日記を書くことで、継続力が身につきます。
「続けている」という成功体験が積み重なっていくからです。
とはいえ、子ども自身は「継続力」なんてものは意識していないでしょう。
それでも、子どものときから「日記を書く」という習慣を身につけることは、振り返ったときに「自分はこれだけ続けられた!」という成功体験を得るこができます。
小さな成功体験を積み重ねていくことで、へこんでも立ち直りが早くなったり、自信にもつながっていきます。
・言語化する能力がUP
日記は言語化する能力がUPします。
見ることも触れることもできない思い出や感情、記憶などを言葉にしていくからです。
そんな風に日記は目には見えないものを見えるようにします。
なので、別の言い方をすると日記は「視覚化の作業」とも言えます。
・自分を知ることができる
日記を書くことで自分を知ることができます。
日記を書くことで、表面には出てこない感情を浮き彫りにすることができるからです。
大人も子ども日々の行事や物事に追われていると、ついつい自分を見失います。
そんなときに日記は自分自身を客観視することにも役立ちます。
また、客観視することによって、自分を見つめなおして今後につなげたり、精神を強くすることができます。
・気づきと発見ができる
日記を書くと、なんてない平凡な毎日のなかにでも気づきと発見があります。
同じ空がないように昨日と全く同じ1日はないからです。
必ず何かしら新しいこと、楽しいこと、感じたことがあるはずです。
それらを見つけ出すくせが身につきます。
そのくせが身につくと、何気ない日常に楽しみを見出すことができて人生そのものを楽しむことができます。
・ストレス発散になる
日記を書くことでストレス発散になります。
日記を書くことでモヤモヤした感情が整理されて心が軽くなるからです。
あなたも、不安や恐い思いをしたとき、それを吐き出すと心が楽になりませんか?
それと同じで、日記を書くことで心は軽くなります。
「日記」とはいえ、書く内容は自由です。
子どもに「頭に浮かんだことを自由に書いて」なんて言ってもいいでしょう。
きっとお子さんも、頭の中がスッキリすると思います。
日記は脳にも効果的って話
どうやら日記は脳にも効果的のようです。
日記をつけることで「自律神経のバランスが調う」からだそうです。
順天堂大学医学部の小林弘幸教授が書かれた著書にその根拠があります。
一部抜粋させていただきます。
私はひとりの医師として、ずっと自律神経をコントロールする方法を追い求めてきました。睡眠、食事、運動はもちろん、呼吸の仕方や時間の使い方、 日常生活の心がけにいたるまで、あらゆる方面に目配りしながら自律神経のコントロールにつながるノウハウを模索してきたわけです。
そして―― こうした末にたどり着いた究極の自律神経コントロール法が「日記をつけること」なのです。
自律神経を調えることは健康の秘訣ですね。
寝る前に今日1日をふり返って、日記を書くことは、ON状態のこころのスイッチをOFFへ切り替えてくれる「スイッチ」の役割を果たしていたのです。
さらに、ふり返って日記を書くという作業はとても脳を使います。
なかでも記憶中枢である海馬や脳の司令塔とも呼ばれる前頭葉がよく使われることで、脳全体が活性化し、認知症の予防にもつながります。
というわけで日記は脳にも効果があるようです。
子ども大人も!「手書き日記」の効果x5
デジタル時代の今でも「手書きの効果」は健在です。
ここからはそんな「手書きで日記を書く効果」を5つご紹介していきます。
・手書きで「記憶力がアップする」
手書きで記憶力がアップします。
手書きだと自分なりに内容を簡単にしたり、要約したりする作業が発生するからです。
パソコンでは見聞きした言葉をそのまま打ち込みがちです。
でも、手書きだとそうはいきません。
この違いが記憶に差を生んだのではないかと、研究では考えられています。
ちなみに、この研究はアメリカのプリンストン大学とカリフォルニア大学ロサンゼルス校の共同研究で、講義のときに手書きでノートをとる生徒は、パソコンでノートをとる生徒よりも記憶が定着しやすく成績もよいことが判明しています。
なので、日記のなかに「今日学んだこと」や「嬉しかったこと」など記憶しておきたいことを日記に書いてみてもいいかもしれません。
・手書きだと思考を整理しやすい
手書きだと思考を整理しやすいです。
使うペンや鉛筆によって、文字の大きさや色、イラストやアンダーラインなど思いのままに表現できるからです。
絵日記なんてもってこいですよね。
今日あったことを絵日記を書きながら思いや考えを整理できるといいですね。
なので、思いや考え、気持ちを整理したいときは手書きのほうが向いているのではないでしょうか。
・手書きで脳を活性化させられる
手書きは、脳の活性化にも効果があるといわれています。
東北大学加齢医学研究所の川島隆太教授によると、手指を使って文字を書くと、脳の前頭前野が活性化するそうです。
前頭前野は、
「考える」
「記憶する」
「感情のコントロール」
などの働きがあります。
この前頭前野が衰えると物忘れが増えたり、感情的になりがちです。
さらに、手書きは脳の広い範囲が使われるそうです。
たとえば、日記を書くとき。
書くことを記憶から引っ張り出す
→→→→
そのイメージを言語化する
→→→→
文章を書く
→→→→
漢字やひらがな、カタカナを使い分ける
→→→→
文字の大きさにも気を配る
などの作業があります。
こんな感じで運動神経と連動しつつ、手指を使う細かい作業が続いていくため脳が活性化されます。
なので、手書きは私たちの脳へいい感じに負荷をかけて刺激を与えてくれる作業ということになります。
・手書きで不安軽減
手書きで不安が軽減されます。
これはちょっと子どもには早いかもしれませんが、、、
自分のことについて紙に書き出す行為を「ジャーナリング」と呼びます。
自分の考えていることや感情を紙に書いて客観的に見ることで、不安を軽減したり前向きな気づきを得たりすることができます。
日記も「今日を振り返って書く」といくものがほとんどなので、これも客観的に見る行為のひとつになると思います。
ジャーナリングのポイントとしては、
頭に浮かんだことをあるがままに書く
誤字脱字気にせず、思いのままに書くだけです。
大人なあなたもやってみてお子さんに教えてあげてください。
・手書きだとアイデアが浮かびやすい
手書きだとアイデアが浮かびやすいです。
手書きには潜在意識を呼び覚ます効果があると言われているからです。
手書きじゃないと働かない脳の部分もあるほどです。
なので、アイデアを出したい時には紙に書き出してみるのがおすすめです。
子どもの夏休みの自由研究の課題など、テーマが決まっていないときにやってみるといいかもしれません。
「やりたいことを紙に書いてみれば?」
と一言かけてあげましょう。
脳が刺激されるのはもちろん、自分が書いたものが見えるので面白いアイデアが浮かぶかもしれません。
【テンプレート】どう書く?子ども日記
日記はこんな感じで書いていくといいです。
・どんなことがあったのか?感情を書きます
→うれしかった、たのしかった、かなしかった、いらいらしたなど
・それはいつのこと?
・それはどこであったのか?
・だれといっしょだった?
・なにがあった?
全てかけたら、つなげてみます。
最後にまとめて日記完了です。
実はこのテンプレート、
次にご紹介する日記帳に出てくるテンプレートになります。
【おすすめはコレ!】子どものための日記帳
我が家はこの日記帳を使っています。
小学1年生ですが、わりとスラスラ書いているのではないでしょうか。
この日記帳のいいところを3つ!
・書くためのスペースが十分にある
・「誰が?」や「どこで?」など要素分けされているので書きすすめやすい
・要素をつなげるだけで文章になるので、文章力アップも期待できる
ぜひ、お子様の日記ライフにいかがでしょう。
まとめ:【日記いいぞ!】子どもが日記を書くと得られる7つの効果とは!?
いかがだったでしょうか。
私も日記を書いておりますが、やっぱり日記の効果はいいみたいですね。
個人的にも、頭の整理ができたり、振り返ると面白かったり成長を感じることができます。
親子で交換日記をしているご家庭もあるみたいですが、いいですね!
我が家ももう少ししたらやってみようかな。
それではまた!