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ストーリーのチカラ|『プロフェッショナルは「ストーリー」で伝える』【書評/まとめ】

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『プロフェッショナルは「ストーリー」で伝える』 / 著者:アネット・シモンズ / 訳: 池村 千秋 / 出版:海と月社
 
 
こんにちは! 
 
今回は、世界で活躍するアネット・シモンズ著、
『プロフェッショナルは「ストーリー」で伝える』のまとめです。
   


・さくっと本書の内容をのぞいてみたい

・自分の話に自信がない、、、

・人にうまく伝えられない、、、

 

今回はそんな人に向けて書いています。
 
記事の内容
▶本の概要
▶人を動かす6つのストーリーとは?
▶【明日から使える】言いにくいことはストーリーで!
 
 
ストーリーを武器に世界で活躍されている著者が、
「 ストーリーがもつチカラ」について書いた本です。
 
明日から使えそうなストーリーもいくつか紹介しております。ぜひお読みください。
 
それではスタート!

本の概要

 

本書『プロフェッショナルは「ストーリー」で伝える』は次の3つを中心に、話が進んで行きます。

 


・ストーリーの伝え方や語り方


・ストーリーの見出し方

・ストーリーがもつチカラ

 

1トピック1ストーリーで話が進んでいきます。

 

ひとつひとつのストーリーに読み応えがあり、

ハッと気づかされるようなストーリーもあります。 

 

のちほど、本書で紹介されているストーリーをいくつかご紹介させて頂きます。 

 

人を動かす6つのストーリーとは?

 

さて、ここからが気になるところですが、

本書では人を動かすストーリーとして6つ紹介されております。

 

それぞれ簡単にまとめました。

 

1.「私は何者か」というストーリー

⇒自分の人柄がわかるような語り方を意識する。
自分が何を信じ、なぜそれを信じているか?

 

2.「私はなぜこの場にいるのか」というストーリー

⇒たとえ儲けることが目的でも、隠さずに語る。

 

3.ビジョンを伝えるストーリー

⇒聞き手にとって「見える」ストーリーを探す。
有名な話や逸話等は効果的。

 

4.スキルを教えるストーリー

⇒教えたいスキルを使うときの具体例(=ストーリー)をあげる。
どうすれば自分が意図した行動をとってくれるか?がポイント。

 

5.価値観を具体化するストーリー

⇒価値観をわかりやすく伝えられる個人的なストーリーを語る

 

6.「あなたの言いたいことはわかっている」と言うストーリー

⇒相手のことを研究すること。
相手が言いそうな反論を先回りして準備する。
自分は何者で、どういう発信を何のためにしてるのか?を明確にする

 

 

基本的には、

「誠実に、相手にとってわかりやすく、身近なストーリーを語る」といったところでしょうか。

 

文字でみると簡単そうに見えるんですけどね、

生身の人間同士でやるわけですから難しいところもあります。

 

なので、ある程度の練習が必要かなぁというのは感じております。 

 

自分だけのストーリーを見出す7つの方法

 
人が語るストーリーや有名な逸話もいいけど自分のストーリーも持ちたい。
 
 
そんなときに自分のストーリーをどうやって見出すか?みたいな方法も本書では7つ紹介されております。
 
簡単にまとめました。

 

1.パターンを探す

・これまでの人生、どんな出来事のタイプが多かったか?
その出来事はあなたを形作るうえでどんな影響を与えいているのか?

・あなたはどんな出来事に喜びを感じ、「これでよし!」と思えたか。

・あなたはどんな出来事にイラつくか。

・どういう時に誇らしく感じるか。

 

2.因果関係を探す

・努力が実を結んだときと実を結ばなかったときを思い出し、今のあなたにその経験がどう影響しているかを考える。

・交友関係で得られた過去の素晴らしい経験と悪い経験がどう影響しているのかを考える。

 

3.教訓を探す

・人生で経験した苦い思い出を振り返り、その教訓を考える。

・最大の失敗は何か?

・親の言うことを聞いて良かったと感じたのはどういうときか。

・「もし、あの時、、」と、悔やまれる行動はあったか?

 

4.有益なものを探す

・あなたに役立ちそうなストーリーはなかったか?

・他の人にストーリーを語ってもらう

 

5.自分の心を揺さぶるものを探す

・悔し涙を流したとき

・思わず跳びはねるぐらい喜んだとき

・恥ずかしくなったとき

・家族にまつわる感動的なストーリーを探してみる

 

6.未来の筋書きを探す

・「こうだったらいいのに」という夢を1つの大きなストーリーにしてみる。

 

7.ストーリーに関する記憶を探す

・忘れられない出来事を思い返して、そのストーリーの意味を考える。

 

「自分を振り返るにもいい機会だ!」

と思い私もやりました。

 

が・・・・・。

 

やってみると思ってたよりけっこうヘビーでして、、、。

 

なので、もしやる時は一気にやらず分けてやることをおすすめします。

  

【明日から使える】言いにくいことはストーリーで!

 
「ストーリーには色んな捉え方がある」
と本書では書かれています。
 
逆に言えば色んな伝え方があるので言いにくいこと、伝えにくいことはストーリーで伝えてもOK!
 
本書のなかから個人的に気になった3つのストーリーをご紹介します。
 

大聖堂

 

ある男が建設現場を通りかかった。三人の男が作業をしている。通行人は、一人目の男に話かけた。「なにをしているんです?」。男は答えた。「レンガを積んでいます」。二人目の男に聞いた。「なにをしているんです?」。男は答えた。「壁をつくっています」。最後に、鼻歌を歌いながらご機嫌で作業をしている三人目の男に尋ねた。「なにをしているんです?」。男は胸を張り、ニッコリ笑ってこう答えた。「大聖堂を建てているのです」。
 
本書ではこのストーリーを、人を動かすためには強烈なインパクトを与える必要があり、そのためには相手のなかに「大聖堂」を描き出す必要がある。
 
という風に使っています。
 
 
私は、この大聖堂のストーリーをつぎのように解釈しました。
 
「夢をもつチカラは大切!
何かに負けそうになったとき自分を鼓舞するためにも」
 
あなたはどんなとらえ方をしましたか??
 
 

信号を渡るニワトリ

 
この本を読んだ直後に、5歳の娘に伝えたストーリーです。
 
本書では、ストーリーではなくざっくりな内容として次のように記載されていました。
 
道路を渡る前に、左右の安全を確認しなかったニワトリがどういう運命になったか、そんな強烈なストーリーを子どもに聞かせれば、その子は道路を渡るたびにこのストーリーを思い出し、かならず左右を確認するようになるだろう。
 
 
娘に伝えたときはこのストーリーに少し色をつけました。
 
ちょっと長くなるのでこの先で書いています。
ぜひ読み進めてもらえれば幸いです。
 
 

火災現場の消防隊

 
ある会社のCEOが対立する二人に聞かせた話です。
 
話の舞台は火災現場です。
ビルの中に閉じ込められた人のうち、一部は道路側の正面入り口から、一部はビルの裏口から逃げようとしていました。 
 
現場に到着した消防隊は、中にいる人を裏口から救出するのは無理だと判断した。裏口に近づく手立てがなかったからだ。その結果、ビルの正面にいた人たちは、消防隊が命がけで自分たちを救出しようと奮闘する姿を目の当たりにしたが、裏口付近にいた人たちは、消防士が一人か二人やって来て、なにごとかと叫ぶと、また正面のほうに戻っていく姿を見ただけだった。
幸い、ビルの中にいた人は全員助かった。後日、助かった人たちが集まって、消防隊の働きぶりについて意見を交わした。火災当時、裏口付近にいた人たちは、隊長以下、消防隊のメンバーを全員クビにすべきだと主張した。「役に立たなかった」というのが理由だった。それを聞いて、正面にいた人たちは驚いた。「とんでもない!消防隊は命がけで私たちを助けてくれたじゃないか!あの人たちは、私たちのヒーローだよ!」
 
しばらくたって、火災現場にいた人たちは、
消防隊の働きぶりについて意見を交わしています。
 
もちろん誰もウソなどついておらずみんな正しいことを言っていますよね。
 
この話で、CEOが対立する二人に言いたかったことは、
 
どちらのグループも正しいことを言っているが、真実の半分しか見てないのでちゃんと話し合おう!」ということです。
 
 
意見を互いに譲らない人たちや、話し合いが平行線のときはこのストーリーが効くかもしれませんね。
  

 

娘(5歳)に「信号を守る大切さ」をストーリーを使って伝えてみた

 

5歳の娘に「信号を守る大切さ」を本書にあった「ニワトリのストーリー」を使って伝えてみました。

 
「あるところに2羽のニワトリさんがいてね、道路を渡ろうとしています。
1羽のニワトリさんは道路を渡るときにちゃんと、右と左を見てから渡ったので安全に渡ることができました。
 
でも、もう1羽のニワトリさんは右と左を見ずに道路を渡りました。
このニワトリさんはそのあとどうなったと思う?」
 
 
ちょっと物騒なストーリーになってしまいましたが、、、。
 
 
インパクトが強かったのか、
なんと娘は1か月たったいまでもこの話を覚えております。
 
もちろん、道路を渡るときはちゃんと右と左を確認してくれています。
 
 
とはいえ、娘はおそらくこの話を「やがては忘れる」と思います。
 
なので、動物やシチュエーションなども変えながらタイミングをみて伝えていきたいと思います。

  

まとめ:『プロフェッショナルは「ストーリー」で伝える』【書評/まとめ】

 

 いかがだったでしょうか。

 

私が本書を読んだきっかけは、

「ストーリーを使った話し方を学びたい」です。

 

やっぱり、うまく話したい!じゃないですか。

そのために、本書でつぎのことを学びました。

 

・人を動かす6つのストーリーとは?

・どう伝えればいいのか?

・ストーリーの例

 

 

本書ではほかにも、

・ボディランゲージ(身振り手振り)の大切さ

・声色の使いかた

などについても書かれておりとても参考になりました。

 

もし、興味がありましたら一度のぞいてみてください。 

 

さいごに本書からの引用です。

 

真実にストーリーという服を着せれば聞き手に心を開かせ、真実を受け入れてもらえる。

 

それではまた! 

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