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ハ・ワン著『あやうく一生懸命生きるところだった』【感想&名言】

 

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あやうく一生懸命生きるところだった / 著者:ハ・ワン / 訳:岡崎 暢子 / 出版:ダイヤモンド社
こんにちは! 

『あやうく一生懸命生きるところだった』

しかし衝撃的なタイトルですよね!


・なにか楽に生きるヒントや考え方があるのではないか?

・読んだ人の感想から何か知れることはないか?

・読んだ人はどう感じているのか、何を得られたと思っているのか?


今回はそんな人に向けて書いています。

記事の内容
▶『あやうく一生懸命生きるところだった』感想まとめ

▶『あやうく一生懸命生きるところだった』迷言?いや名言!x5

▶『あやうく一生懸命生きるところだった』読んだあとにしたこと3つ

衝撃のタイトルと、そう離れてない自分の状況がマッチして思わず買った1冊です。

読んだ人は感想を分かち合いましょう。

読んでない人はざっくりとした内容が分かります。
それではスタート!

『あやうく一生懸命生きるところだった』感想まとめ

 


全体的な本書の感想:ゆっくりいこう


本書『あやうく一生懸命生きるところだった』の感想を一言でいうと、

ゆっくりいこう。
頑張らなくてもわりとなんとかなる。

結局のところ、「人生どうだったよ?」ともう1人の自分に聞かれて、

「うん、けっこう面白かったよ!」そう言えればいいのかなと。


そんな「ふっと」チカラを抜いてくれるような一冊でした。

とりあえず著者の経歴がおもしろい

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著者は、「とにかく稼ぎたい!」

とイラストレーターと会社勤めのダブルワークをするが一向に良くならない。

40歳で限界が来てノープラン退職。

その後フリーのイラストレーターになるも仕事はない。

さらには「そもそも絵を描くのがそれほど好きじゃない・・・。」ことに気づく。

以降、グータラ生活。

特技は、


・なにかと言い訳をつけて仕事を断ること

・貯金の食い潰し

・昼ビール堪能


「そもそも絵を描くのがそれほど好きじゃない・・・。」

これに気づくのもすごいが、

受け入れるのもすごいなと思いました。

頑張らなくても理想は持ちたい

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「頑張らなくていい」と言いつつも
「夢を持つなということではない」と著者は述べています。

頑張らなくていい!

そう聞くと単純な私は一気にナマケモードに入ってしまいそうです。

夢や理想は持っておきたいですね。

著者はそのヒントとして、


・過度な期待はせず

・追い込まず

・肩の力を抜いて夢に向かう


なんだかんだで今を楽しむ!

それが人生を充実させるヒントなのかもしれません。 

『あやうく一生懸命生きるところだった』迷言?いや名言!x5

 

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1.時間の過ごしかた

 

時間は、何かをしてこそ意味があるわけではない。

時には、何もしない時間にこそ大きな意味がある。

今、本当に必要な時間はそんな時間だったようだ。

もちろん、永遠に何もしないわけにはいかないし、一生何もしない人生は望んでいない。

ただ、今はこうしていたい。もう少し満たされるまで。

 

せっかちなタイプの私なんかにはけっこう響きました。

どこかに行って1人で過ごすことはあるんですが、全く何もやらない、どこにも行かない一人の時間も大事なんだなとかんじました。
 

2.失敗と後悔

 

失敗してもいい。

失敗したときは後悔すればいいだけだ。

 

「失敗してもいい」、よく聞く言葉です。

でもこの言葉の良いところは、そのあとに続く、「後悔すればいいだけ」というところにあると思います。

つまり、「後悔すること」をちゃんと認めるところですね。

さらに、(後悔すればいい)「だけ」という言葉をつけて「後悔」という言葉をふわっと軽くしてくれています。

 

3.やりたいこと

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本当にやりたいことが何なのかわからない?

でも大丈夫。無理やり探そうとしなくていい。

いつの日か、向こうからやってくるから。

まあ、ひょっとするとやってこないかもしれないし、あるいはそれが、とてもわずかな感覚で確信を持てないかもしれない。

でも大丈夫。すごく立派でなくとも、自分ができる仕事をやり続けていれば、次はどこへ行けばいいのか、いつかは見えてくる。

この仕事は向いてないとか、この仕事をもっと追求してみたいとか、その時々で選択していけばいいのだ。


結局どうなんだ!?(笑)

と言ってしまいそうですが、、、。

ハ・ワンさんが言うのならって感じです、はい。
 

4.人生の満足

 

そう、人生の大半はつまらない。

だから、もしかすると満足できる生き方とは、人生の大部分を占めるこんな普通のつまらない瞬間を幸せにすごすことにあるのではないか?

 

そこにすでにある幸せに気づく!

足るを知るってやつですかね。

>> 「今に満足する」とはどういうことなのか?【足るを知る】

 

5.得るもの、失うもの

 

何かを失ったときは失ったことに気を取られて、何かを得ていることに気づかない。

反対に、何かを得ようとするときは、それに集中するあまり失っていることに気づかない。

  

ハ・ワンさん、悟りを開いたかのようなお言葉です。
禅問答みたいで個人的にとで気に入りました。

ものごとは表裏一体、必ず2つ以上の見方がありますもんね。

 

『あやうく一生懸命生きるところだった』読んだあとにしたこと3つ

 

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本を読んだあとは何かひとつでもやろう!
ってことで、本書を読んだあとに筆者がしたこと3つです。
 


・ゆっくり過ごす

・いろいろ期待し過ぎない

・イマを楽しむ


ゆっくり過ごす


私はせっかちな方だと思います。

そのため休日も予定を入れたいというか、「いつ何をするか?」みたいなのを決めていたいタイプなのです。

奥さんにも「今日なにする?」「どっか行く?」なんて聞くことがよくあります。

でも、本書を読んだあと試しに週末をノープランで過ごしてみました。

するとどうでしょう。

いつもは「あっという間」に過ぎていく時間がなぜか「ゆっくり」に感じられました。

ちょっと大げさに言うと、
予定を立てることで、その予定に気をとられて本来楽しむはずの時間が楽しめてなかったのだと気づきました。

もちろん、予定を入れる日もあってもいいと思います。

でも、しばらくはノープラン休日を過ごそうかと思います。

いろいろ期待し過ぎない 


自分でも知らないうちに「いろいろ期待してんだなぁ」ということに気づきました。

期待せずに見た映画が意外とよかった!
みたいなことがあるように、

人生や毎日に期待せず、ただ今に集中して暮らしていると意外と良かった!
と思えることがあるかもしれません。

期待しなければ基準がないので心もゆったりになります。

なので、
いろいろ期待し過ぎずゆったりと過ごしていきます。
 

イマを楽しむ

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さきほどの2つ。

・ゆっくり過ごす
・期待し過ぎない

この2つにも関係してくるのですが、
「イマを楽しむ」ということが大切だと感じました。

ゆっくり過ごせばイマを楽しめます。
期待せずにいれば余計なことを考えずにイマを楽しめます。

急がずゆっくり、期待し過ぎずにイマを楽しむ! 

 

まとめ:ハ・ワン著『あやうく一生懸命生きるところだった』【感想&名言】

 

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いかがだったでしょうか。

本書を読んだきっかけは3つあります。


・「学識サロン」という本要約系のYouTubeで解説されてた

・タイトルにひとめぼれ

・ふっとチカラを抜いてくれそうな本だと思った


いろいろ環境は違えど同じ人生なら、

「一生懸命」より「楽しく」の方がいいです。

ゆっくりいこう。
頑張らなくてもわりとなんとかなる。

それではまた! 

 
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